今日の現場から (1-3)夢の新ストロング工法

前回は、基礎工事の立ち上がり部分(布基礎)についてお話ししました。

ブログ↓↓↓

今日の現場から(1-2)「夢の新ストロング工法」

今回は、その布基礎の底盤であり「耐圧盤(たいあつばん)」についてご説明です。耐圧盤は、基礎工事の中でも特に重要な部分ですが、意外と関心を持たれる方は少ないようです。

地中梁

この工法では、布基礎のさらに下に「地中梁(ちちゅうばり)」という強固な梁を施工しています。聞き慣れない言葉かもしれませんが、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の基礎に使われています。

一般的な住宅では、布基礎と耐圧盤を別々の日にコンクリート打設するため、2回に分けて施工するケースが99%以上を占めています。しかし、この打ち継ぎ部分は、虫や水の侵入経路となる可能性があるほか、強度・断熱性・気密性の低下につながる恐れもあります。

◯ メリット

こうした各種不安を解消するために断熱型枠と地中梁を採用する新ストロング工法が生まれました。コンクリートを一度に打設する一回打ち(業界では一発打ち)を実現しました。これにより、基礎全体の強度が向上するとともに、工期の短縮にもつながります。また、コンクリートポンプ車の手配も1回で済むため、施工効率が良い点も魅力の一つです。さらに、型枠自体が断熱材でできているため、軽量で女性でも簡単に組み立てれれますし、冬場の工事でも凍害のリスクを抑えられるため、安心して施工できます。また、床下の間仕切りが少なくスッキリした構造になるため、点検や掃除が簡単になりました。

◯ デメリット

一方で、基礎工事の費用は一般的な工法より高くなります。鉄筋量は約50%増、コンクリート使用量は約30%増となるため、30坪の平屋住宅では坪あたり約25,000円ほど割高となってしまいます。しかし、それ以上に得られる耐久性や安心感、性能向上を考えると、十分に価値のある投資だと考えています。

次回は、新ストロング工法のもう一つの大きな魅力である「白蟻対策」についてお話しします。どうぞお楽しみに♪

ぐんまの木の家
齋藤 英之
1+

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です